まだ20歳の白坂リサ。慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)でジャーナリズムを学びつつ、塾生議員としてキャンパス改革に挑む彼女は、ただの学生ではありません。配信討論番組「ReHacQ」やBS朝日「朝まで生テレビ」に出演するなど、Z世代の若手論客として注目を集めていますが、真価は「行動力」にあります。自分の大学生活をより自由で開かれたものにしたい――その熱い思いが彼女の原動力です。
プロフィール
- 名前:白坂リサ(しらさか りさ)
- 生年:2004年
- 年齢:20歳
- 出身地:宮城県仙台市
- ルーツ:父が中国人、母が日本人のハーフ
- 性格・特徴:エネルギッシュで好奇心旺盛。未知のことにはすぐ首を突っ込み、机上に留まらず現場に足を運ぶタイプ。趣味は古本屋巡りやカセット集め。喫茶店でゆったり過ごす時間も大事にする。
- 家族・友人からの評:明るく話が面白い、活動的。片付けは苦手だが料理は好き。
白坂の魅力は、自由に考え行動できる行動力と、周囲に親しみやすさを残すバランス感覚です。多文化的な背景も、彼女の思考の柔軟さと視野の広さを支えています。
高校
白坂さんは神奈川県藤沢市にある私立女子校、湘南白百合学園高等学校に通っていました。進学校として知られるこの高校は、学力だけでなく国際教育や多様な価値観に触れる機会も多く、白坂の好奇心をさらに刺激した場だったと考えられます。
高校時代、白坂はスポーツと学びを両立。水泳、登山、トライアスロンなどで体力を鍛えつつ、学内では「この国の学校制度を考える会」に参加し、制度や社会への関心も早くから育んでいました。部活や委員会で代表を務めることは少なかったものの、“チームのエース”として自分の成果や記録を追求する姿勢は、この後の大学生活やキャンパス活動にも色濃く反映されています。
大学
進学先は慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)。SFCは情報、環境、政策など学際的な分野を学べるキャンパスで、自由で多様な学びの環境が整っています。白坂はここで、自分自身の学びと同時に、キャンパスの自由度や制度改善にも積極的に取り組んでいます。
大学生活では、「学生が声を上げやすく、多様な活動を行えるキャンパスにしたい」という信念をもとに、塾生議員として具体的な政策に挑戦中。学びと行動を両立させるその姿勢は、同世代のみならず、多くの大人にも刺激を与える存在です。
学部
白坂さんの所属は総合政策学部で、ジャーナリズムを専攻しています。この学部では、社会課題を多角的に捉え、解決策を模索する学びが行われます。白坂は学問を単なる知識習得ではなく、実際の行動やキャンパス改革に活かすスタイルを貫いています。
メディアや情報発信の知識を武器に、学生が自由に意見を言える環境づくりや、多様な学生活動を保障する制度設計に取り組んでいるのが特徴です。
経歴
白坂の経歴は短いながらも濃密です。
- 塾生議員:2025年6月就任。大学をもっと自由で開かれた場にするために立候補。
- 政策・公約:立て看板ルールの明文化、メディアセンターの24時間開放、全公認団体への活動補助金支給など、学生が声を上げやすく、活動の幅を広げるための制度改善に挑戦。
- 著作:共著『わたしたちの世界を変える方法 アクティビズム入門』(2024年刊)
- メディア出演:「ReHacQ」「朝まで生テレビ」などで、Z世代の論客として発信力を持つ。
- キャンパス内活動:中高時代からスポーツや学内サークルに積極参加。代表よりも、自分の記録や成果を追求する“エース型”。
白坂は、言葉だけでなく実際の行動に裏打ちされた信念を持ち、キャンパス内外で影響力を発揮しています。
キャンパスに風を吹かせる理由
白坂が塾生議員に立候補したのは、自分の体験に基づく強い思いから。入学後、慶應に馴染めず、通学や進級に困難を抱える学生や休学する学生を目の当たりにし、「大学はもっと自由で開かれた場所になれる」と考えたのです。
制度やルールの前で立ち止まるのではなく、自分たちの手で変えられる前例を作る――その信念が、政策や活動に反映されています。
スポーツも勉強も、全力投球
高校時代からスポーツも学業も全力投球。水泳、登山、トライアスロンに打ち込み、学びやキャンパス活動にも全力で挑戦してきました。代表として人を率いるより、自分の成果や記録を追求する“エース型”。この姿勢は今のキャンパス活動にも生きています。
未来への声を形に
現在、白坂はキャンパス内の塾生やサークルの声を集め、冊子としてまとめるプロジェクトを進行中。「みんなが普段何を考え、どんな活動をしているのか知りたい」という思いが原点です。
最後に
まだ20歳。けれど、白坂リサさんの挑戦はすでにキャンパスに新しい風を吹き込んでいます。行動力、信念、そして未来に向けた熱意――そのすべてが、彼女を目が離せない存在にしています。
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